介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

介護とお金①被介護者の資産を守る(まずは小さなお金編)

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2016年4月11日

(2016年8月19日 編集・加筆修正)

 

どうも、おしょぶ~です。

このブログを始めて、自分自身で変わってきたなと思う事があります。

時事への関心が強くなったように思えます。新聞も隅々まで読むようになりました。

 

みなさんに、私の介護経験から自身の成功例や失敗例・疑問に感じた事などを伝えて参考にしてもらおうと始めたブログですが、いざ書くと、まー知らないことの多いこと、多いこと(笑)

 

今年53歳になるいい大人のはずが、この知見の乏しさよ…とほほです。

でも、スタートしてしまいましたので勉強しながら、しっかり進めて行きますね(決意!)

 

昨日はスピンオフ版でしたが、お楽しみいただけたでしょうか?

さて、今日のテーマは「介護とお金、被介護者の資産を守る(まずは小さなお金編)」です。

介護にまつわるお金の話と言っても、沢山あって一回や二回では書ききれないでしょうね。

【介護とお金と言っても幅広し】 

今後の年金は大丈夫なの?・民間の有料老人ホームはやっぱり高いの?・被介護者の資産の管理は?・年金で足りない分はどうするの?とか色々ですよね。

まだまだ、あるでしょうね。このブログでは丁寧に一つ一つ追いかけて行きたいと思います。

 

で、今日は何から書こうか考えていて思い浮かんだのが、単純な言葉でした。

その人の大切なお金(資産)を守ってあげてほしい。

被介護者のお金を守る話ですから、成年後見制度について触れないわけのはいかないのですが、今回は私の経験を通じてもっと身近な話を書きたいと思います。

 

成年後見制度については、また後日やりますね。

まず、小さなお金がぽつぽつと無くなっていく話です。

【生活の中で消えるお金】 

父は現在、高度痴呆症ですが身体的には問題が少なく要介護は1です。

トイレもよく汚しますが一人で出来ますし、お風呂も私の監視の下、気持ちよく楽しんでおります。近くのスーパーにも一人で出かけます。

 

私が何もしないで、ほったらかしにしておくと冷蔵庫の中がパラレルワールドになります(笑)牛乳パック5本・マヨネーズ7本・カップサラダ5P・いりゴマ、すりゴマ各3袋・あんぱん10個…(^^;

 

賞味期限の短いものは、消費しきれず廃棄になります。小さなお金ですけど、父のお金が無駄に減っていくのは事実…で、最近は財布の中のお札を私が書いた手紙で包んでいます。「お父さんへ、いま買い物をしようと思ってこの財布を開けたと思います。

 

今、家の冷蔵庫にはお父さんの好きな、食べ物や飲み物がいっぱい有るので心配しないでそのまま買い物をしないで、帰ってきて下さい」毎回違いますが、こんな感じです。

それでも、買って来る時もありますが、明らかに減りました^^

【お金を無くす事から守る】

私が家計を預かるようになってから、しばらくは父の財布には2~3万円入れていました。父の希望でもありましたし、大人の男が外を歩くのに、財布の中身が何百円と言うのは私自身も嫌なので…ところが症状が進むとよく無くすのです(ぐすん)

 

先週は一万五千円、今週は二万円と。

お金だけ無くす日もあれば、財布ごと無くす日もあります。

 

今は父と話し合い(話し合った事は覚えていませんが)、小さな財布にしてチェーンを付けてズボン前のポケットに入れれるようにしました。チェーンのフックをベルト通しにセットしています。お金も五千円に減額しました(ごめんね)

それからは、無くしていません。

 

父には色々な手紙が届きます。先日来たのが「おめでとうございます!貴方が億万長者候補に当選しました!!」

なんですか、億万長者候補って?(苦笑)

 

でも、このありえない手紙に父の目はらんらん…(^^;

ちゃんと見ていてあげないと、狙っている悪い人がいます。

では、今日はこんな処で。